2024.10.07
害獣駆除

アライグマ侵入防止工事@東京都内

今回は東京都内某所のとある工場よりご依頼をいただいたアライグマの侵入防止工事のご紹介です。

作業前の状態

「工場の地下室にアライグマが侵入し、糞害やケーブルなどを齧られる被害が出ている」とのことで調査依頼がございました。

工場全体を調査した結果、工場頭上(屋外)に設置してあるケーブルラックを伝ってケーブルダクト内から地下室に侵入していたことが判明しました。

▼作業前のケーブルラックの写真

侵入防止工事の詳細

構造上、侵入口となっている工場頭上(屋外)のケーブルダクト開口部を閉鎖することは難しかったため、アライグマが歩行するケーブルダクト開口部及びケーブルラックに害獣忌避具を設置いたしました。

▼設置した害獣忌避具の写真


写真では伝わりづらいかもしれませんが、板に鋭いトゲが生えており、板の上を歩こうとした害獣の肉球を刺激することで侵入を防止する仕組みになっています。

ちなみに、忌避具は最初から黄色いわけではなく、元々全面銀色の道具でした。
トゲに触れることで人もケガをする恐れがある為、警告色として黄色に塗装し、ケーブルラックの寸法に合わせた土台に貼付けたものが上の画像のものになります。

▼塗装中の忌避具と土台への取り付け加工中の忌避具の写真

お客さまの声

「これで地下室への侵入とケーブルラック上の移動を防止できますね。」
と喜びの声をいただきました。

担当者のコメント

これから寒くなってくるとアライグマやハクビシンなどの害獣が暖かい場所を求めて室内や天井裏に侵入してくる事が多くなってきます。

天井裏に侵入されてしまうと糞尿による悪臭、糞尿が原因の天井のシミ汚れ、糞尿にたかるハエ等の害虫の発生等々、連鎖的にさまざまな被害に及ぶ可能性がありますので、被害が大きくなる前に対策が必要です。

侵入口を物理的に塞ぐ以外にも、害獣が登りそうな場所などに忌避具を設置することで侵入を防ぐことが可能です。
設置箇所や取り扱いには注意が必要になりますので、「最近、屋根裏から物音がする…」と感じたらヨシダ消毒までお気軽にご相談下さい。

-施工担当者-

南東京営業所
坂本 浩樹(さかもと ひろき)
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